工機ホールディングスが災害時に役立つマルチボルト蓄電池製品提案!
本格的な梅雨のシーズンに入り、懸念されるのが大雨、ゲリラ豪雨、洪水などの自然災害。
近年は想定外の災害が起きるなど、緊急時における備えが欠かせない。
災害時の必需品には様々なものがあるが、電気製品は停電すると役に立たなくなってしまう。
工機ホールディングズは、そんな災害時に便利なリチウムイオン蓄電池「マルチボルト」を採用した製品を提案している。

工機ホールディングは、電動工具“HiKOKI(ハイコーキ)”ブランドに、独自のリチウムイオン蓄電池「マルチボルト」を展開したコードレス電動工具を多数開発。従来のAC100Vの電動工具に匹敵するパワフルさとコードレスの優れた作業性を具現化し、DIYや建設市場に提供している。

マルチボルト蓄電池は電動工具用のバッテリーだが、実は災害時に役立つ製品にも使用可能な汎用性の高い蓄電池として注目されている。
マルチボルト蓄電池は18Vと36Vの互換性を有し、1つあるだけで様々な電動工具に使いまわしできる。

同社が提供するUSBアダプタ「BSL 18UA」や急速充電器「UC 18YDL2」は、停電時や災害時の非常電源として活躍する。
USBアダプタ「BSL 18UA」は、本体にマルチボルト蓄電池などの蓄電池をセットすると、USB端子からスマートフォンなどのUSB接続機器の充電ができる。マルチボルト蓄電池をフル充電するとスマートフォンを20回以上充電できる。

また、「UC 18YDL2」は、マルチボルト蓄電池などの急速充電器だが、USB端子がついているため、蓄電池をセットすると充電器本体からスマートフォンなどのUSB接続機器を充電することができるなど、停電時や災害時の非常電源として使用できる。

さらに、夜間の停電時にはコードレスサーチライト「UB 18DA」がおすすめ。
「UB 18DA」は、マルチボルト蓄電池に対応し、夜間の停電停時に便利。
遠距離まで照らすメインLEDライトと、近距離を均一に照らすサブLEDライトで、シーンに合わせて照射モードを4種類から選択できる。
ワイド(ECO)モードであれば、約22時間連続で使用できる。
製品製品URL
https://www.hikoki powertools.jp/products/powertools/liion other/ub18da.html

このほか、コードレスラジオ付テレビ「URUR 18DSML」は、停電など非常事態の情報収集に役立つ商品。
同製品は、マルチボルト蓄電池などのリチウムイオン電池に対応し、テレビとラジオが視聴できる。
コードレスのため、電源環境に左右されず、停電など非常事態時の情報収集に活躍する。
テレビ機能では、デジタルテレビチューナー搭載で高画質な地上デジタル放送が視聴でき、受信状況によりフルセグとワンセグを自動で切り替える。
1充電当たり、映画で約2本分、ドラマ(11時間)約55話分を連続で使用できる。
さらに、ラジオ機能ではワイドFMに対応し、90MHz超のFM波を受信できるため、多くのAM放送をクリアな音で楽しむことができる。
標準付属のACアダプタを使用することで、AC製品(コード付き製品)としても利用でき、家の中で電池切れを気にせずに使用できる。
製品製品URL
https://www.hikoki powertools.jp/products/powertools/liion other/ur18dsml.html

工機ホールディングスは2017年8月、独自のリチウムイオン電池「マルチボルト蓄電池」を開発。
AC100Vの電動工具に匹敵するパワフルさとコードレス工具の課題だった“ハンディ+パワフル”を具現化した次世代コードレス電動工具を市場投入した。
また、18Vと36Vの互換性があり、電池を電動工具本体に装着するだけで自動的に電圧を切り替えることができる画期的な新技術を導入した「マルチボルトシリーズ」として現在116モデルを商品化している。
さらに本年6月には、マルチボルト蓄電池にBluetooth®機能を採用したマルチボルト蓄電池「BSL 36A18B」を開発。
集じん機に接続して利用する18V、36Vマルチボルトシリーズのコードレス工具であれば、同製品を装着するだけで簡単に集じん機と無線連動させることができるなど、より快適でクリーンな作業環境を提供可能にした。


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