ソディックが「Face Tech」を阪神甲子園球場とFC町田ゼルビアに寄贈!
ソディックは、金属3Dプリンタの金型技術を活用し、新型コロナウイルス感染症予防のためのフェイスシールド用フレーム「Face Tech」を開発、グループ会社のソディックエフティ・宮崎事業所で量産を開始しているが、このほど「Face Tech」を阪神甲子園球場に2,000個、サッカークラブの「FC町田ゼルビア」に5,000個寄贈した。

7月10日に本サイトでも既報したが、「Face Tech」はソディックが自社の金属3Dプリンタで作製した金型を、自社の射出成形技術を用い、100円程度の極めて安価で作れる低コストのフェイスシールド用フレームを独自に開発し、短期間に量産化を行っている。
「Face Tech」は、シールド部にクリアフィル等の日用品を転用でき、極めて安価で、且つ手軽に使用できることから医療現場はもちろん、Withコロナ対策用として、多くの人々が集まるスポーツ観戦や日常生活の衛生用品としても注目されている。

阪神甲子園球場では、プロ野球の無観客試合が行われるほか、8月には甲子園高校野球交流試合も予定されるなど、準備にあたる関係者も多く、また、Jリーグにおいても同様にフェイスシールドが感染予防対策のための必需品になっている。

7月13日(月)、東京都町田市を本拠地とするJリーグ 所属のサッカークラブ「FC町田ゼルビア」の運営会社である株式会社ゼルビアの大友健寿社長、田口智基マーケティング部長 、マスコットキャラクターの “ゼルビー”がソディック横浜本社 に訪れ、ソディックの古川健一社長よりフェイスシールド5 ,000個を寄贈した。

FC町田ゼルビアの大友健寿社長は、「先週末の試合より制限はありますが、Jリーグもファン、サポーターの皆様を試合会場にお迎えできることとなりました。コロナ禍で試合運営を行うにあたり、Jリーグからもフェイスシールドの着用が推奨されている役割、担当もありますので、どのように手配するかを考えていたところに、貴社からの大変貴重なお申し出をいただきました。フェイスシールドがあるだけで、ご来場者様の安心感も増すと思いますので、大事に使わせていただき、今後、我々が貴社製品を使わせていただいていることを発信していくことで、恩返しができればと考えています 」と感謝していた。

また、ソディックの古川健一社長は「日常生活のなかでも特にスポーツは、たくさん人々に元気、勇気、希望を与えるもので活気あふれる社会の実現にとって無くてはならないものです。待ちこがれていたJリーグも再開しました。FC町田ゼルビア様にも日々の活動の場でぜひ当社のフェイスシールドをご活用いただければ幸いです。貴クラブのますますのご活躍を祈念しております」とエールを贈った。


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