愛知産業が金属3Dプリンタ「SMLシリーズ」活用事例配信
愛知産業は、金属3Dプリンタ「SMLシリーズ」の導入、活用事例のオンライン配信を開始した。

近年、樹脂や金属の3Dプリンタによる技術革新がモノづくり産業界の注目を浴びている。
“金属3Dプリンタの活用方法”や“どんな分野に使えるのか”など、新たなモノづくり技術に興味を抱く企業が増加している。
同社はそうしたモノづくり企業の疑問に応え、同社が取り扱う金属3Dプリンタ「SLMシリーズ」によるケーススタディ(活用事例)を定期的に配信している。

第一回目のケーススタディは、「“3Dプリンタで新事業開拓”よみがえる廃盤部品」をテーマに、中小企業が3Dプリンタを導入し、事業を拡大させたドイツのロルフ・レンク工業の事例を紹介している。

ロルフ・レンク工業は、ドイツのアーレンスブルクに製造拠点を構え、70年の歴史を持つ金属加工専業メーカー。
旋盤・切削・研磨等の加工を得意とし、企業規模や事業内容に関係なく、長年の間幅広い業界からの加工依頼を受注し、金属加工事業において取引先の高い評価を受けていた。
2006年にSLMソリューションズ社と接点を持ち、2013年に金属3Dプリンタ「SLM280」を新たな設備として導入。これを契機に自動車の部品再生産を請け負うようになった。
しかし、その部品は既に廃盤となり、図面すら存在しない。
そこでロルフ・レンク工業は、こうした自動車部品の再生産に金属3Dプリンタ「SLM280」を活用して短期間で部品を製造、取引先に供給している。
オンラインで紹介するロルフ・レンク工業のケーススタディでは、スライドショー動画ほか、PDF資料で総合製作時間の短縮を紹介している。

愛知産業は、今後もケーススタディの配信を継続するほか、市場の要望に応じてオンライン会議システムを活用した少人数制勉強会の開催も予定している。

■試作造形に関する問い合わせ及びオンライン配信の詳細は、愛知産業 先進システム課(TEL:03-6800-1122)まで問い合せを。

☆SLM社 金属3Dプリンタに関する詳細は以下をご覧ください。
■SLMソリューションズ社製品の情報はこちら
https://www.aichi-sangyo.co.jp/products/slm/index.html■SLMソリューションズ社製品カタログダウンロードはこちら
https://www.aichi-sangyo.co.jp/products/slm/download.html■愛知産業HP
https://www.aichi-sangyo.co.jp

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