電子情報技術産業協会の新会長に石塚茂樹氏就任!
電子情報技術産業協会(JEITA)は、6月1日に開催した「第10回定時社員総会」にて、遠藤信博氏(日本電気取締役会長)が任期満了で会長を退任し、新たに、石塚茂樹氏(ソニー代表執行役 副会長)を会長に選任した。
任期は1年。遠藤会長は副会長に就いた。

☆石塚新会長の就任コメント

「はじめに、新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、現在も最前線で対応にあたられている医療従事者の皆様、そして社会インフラを支えるすべての関係者の皆様に心より敬意を表し、深く感謝申し上げます。
まさにこの未曽有の危機下において、JEITA会員企業も社会の一員としての強い使命感と思いを持って、一刻も早い収束に向けて、それぞれの立場で事業活動をしております。
状況が日々刻々と変化する中、既に新型コロナウイルス感染症の拡大が人々の暮らしや働き方、グローバル経済に大きな影響を与えていますが、この新しい常態・ニューノーマルともいえる「with コロナ」「after コロナ」の中で Society 5.0実現のための取り組みを加速していくことがJEITA の重要なミッションであると考えています。
我々は今後もより強靭で柔軟な社会の構築のために全力で取り組んでまいります。
JEITAは電子部品やデバイス、電子機器やITソリューション・サービスを中核として、他の製造業やサービス産業など業界の枠を超えて、あらゆる産業を繋げるプラットフォームの役割を担い、Society 5.0 の実現を支える業界団体への変化を目指しています。
そのために必要なことは、標準化や課題解決といった取り組みはもちろんのこと、広範な分野の企業の参画を得て、異なる知見や技術を持った者同士が連携し、新たな価値を共に創り出す「共創」に取り組んでいくことです。

本年度はニューノーマルを支え、社会価値を共創する基盤となる5Gやデジタルトランスフォーメーション(DX)などを強力に推進するとともに、地方自治体との連携やJEITAが主催している「CEATEC」をはじめとする各種事業のオンライン展開など新たな取り組みを通じて、Society5.0の実現に繋げてまいります。

新型コロナウイルス感染症により、先行きの不透明感や目に見えない不安が社会を覆っている今だからこそ、会員企業をはじめ、政府や関係機関と緊密に連携して、これからの新しい社会の姿を見据えた新たな市場創出に取り組むことが重要であると考えています。
JEITA会長として、日本経済・日本社会、そして地球の未来のために、全力を尽くしてまいります」。


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