スギノマシンがフェイスシールドを寄贈!
スギノマシンは、ウォータージェットカッタ で製作したフェイスシールドを富山市立富山市民病院や魚津市教育委員会、滑川市教育委員会などに無償提供する。

同社は、基幹商品であるウォータージェットカッタを用い、パーツを切り出し、フェイスシールドを社内で製作した。
ウォータージェットは、シートを複数重ねて短時間で加工できるため、他の製造方法に比べ、エネルギーや産業廃棄物の削減を可能にする。
製作にあたりは、試作品を富山市民病院に送り、現場の医師や看護師の声をフィードバックして、使用感を高めた。

同社はこれまで培ってきた技術を活かし、新型コロナウイルス感染防止の支援を引き続き継続するほか、また、ウォータージェットカッタによるフェイスシールド切断プログラムを、希望者へ無償で提供していく。

同社は令和2年6月9日(火)午後1時から魚津市役所市長室で村椿晃魚津市長、畠山敏一魚津市教育長に、スギノマシン プラント機器事業本部生産統括部第一技術部長の三辺征夫氏がフェイスシールドを寄贈するほか、6月10日(水)午前10 時より滑川市でもフェイスシールドを合わせて230個寄贈する。

フェイスシールドの部品製造に用いたウォータージェットカッタは、水道水圧の約3,000~4,000 倍の超高圧水を0.3~3.0㎜ほどの極細ノズルから噴射させることで、対象物を切断・加工する装置で、金属・ガラス・CFRP・セラミックス・複合樹脂材・紙・木材・繊維・硬質ゴムなど、材質を問わずに熱影響なく切断加工することができる。
スギノマシンは、ウォータージェットカットの主要メーカーとして、世界中に装置を供給している。


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