岡本工作機械製作所は、全自動で高能率・高精度に加工するMAP研削ソフト（特許出願済）を開発、CNC研削盤向けにオプションとして発売を開始した。

同社のMAP研削は、「M easuring highest point （加工開始点を認識 ）」「 A ir cut less （空走距離削除）」「 P roductivity （生産性向上）」を意味し、機上に搭載した加工物の情報を自動測定、最も高い部分から加工するプログラムを自動作成。加工条件やドレス条件を自動作成しながら、あらかじめ指定された製品情報までの加工を全自動 で 行うことができる画期的ソフトウェア。

同ソフトには対象加工物に穴が開いている場合は測定ポイントを省く機能、反っている対象加工物をエアカットレス（最短の加工プログラム作成）で加工する機能 、単独測定プログラム作成機能、自動補正研削プログラム機能等も搭載され、 生産現場のオペレータ不足解消や加工時間短縮による生産性向上に貢献をする。