三菱重工業
CIP社と北海道洋上風力発電開発で協業
三菱重工業は、デンマークのCopenhagen Infrastructure Partners P/S(CIP社)と北海道における洋上風力発電プロジェクトの開発に関して協業することで合意した。

これまで、三菱重工とデンマークのヴェスタス社(Vestas Wind Systems A/S)が折半出資する合弁会社のMHIヴェスタス(MHI Vestas Offshore Wind A/S)は、洋上風力発電機OEMとして欧州を中心に洋上風車市場に参画、最近では日本を含む新興市場であるアジアでもプレゼンスを発揮しつつある。
三菱重工業は、成長戦略の一環として、洋上風力発電事業のバリューチェーン全体に目を向け、CIP社との国内における洋上風力事業への参入合意に至った。

CIP社は2012年に設立された、洋上風力発電を含む再生可能エネルギー・インフラ投資を中心とした世界的な大手ファンド運用会社で、約100億ユーロの資金を運用しており、2018年に日本市場に参入している。

日本では今後、洋上風力発電が大幅に増加することが予想され、特に風況に恵まれた北海道において共同で事業開発することにより、日本の洋上風力発電の普及に貢献していく。


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