ユアサクオビス
ダンドリワークスと全工種対応型予約管理システム開発
ユアサ商事のグループ 会社であるユアサクオビスと建築業界 の 現場管理アプリ 「ダンドリワーク」を運営するダンドリワークスは、集合住宅における予約管理システム「ITENE(イテネ)」を共同開発、 2020年8月27日より管理会社 、工事会社、点検会社、清掃会社等にサービスを展開する。

集合住宅などでは法定工事や定期的な点検が定められているが、作業を実施するには居住者承諾など予約管理が不可欠となる。
従来は電話や書面、ポスティング等で居住者に連絡して作業希望日等の管理を行っていたが、ヒューマンエラーが発生しやすいうえ、管理にかかわる人件費や通信費などのコスト増加も指摘されいた。
これを解決するため、2010年に予約管理システムが登場したが、一般的な予約管理システムは、予約した人だけ管理でき、予約していない人は管理することができず、すべてを管理できるシステムの提供が求められていた。

共同開発された「ITENE(イテネ)」は、電話や書面を用いたアナログによる方法で懸念されるヒューマンエラーが回避可能なほか、業務上の効率化を実現。ユアサクオビスの試算によれば、1物件(平均50戸) の日程調整に平均28時間を要していたところ、同システムを利用する方法では、約9時間で日程調整が図れるなど、正確でスピーディー管理を構築することができる。
また、システムを用いたデジタルによる方法と比べ、工種に限定されることなく、従来のシステムより低価格で 、「予約すべき人」の予約状況を 網羅的に把握することができる。

「ITENE」は、管理会社がポスティング等の方法により、居住者に専用予約サイトのQRコード を案内し、居住者がスマートフォン等でQRコードを読み取り・アクセスした上、空き予定に予約することができ、管理会社側は居住者の予約状況を管理画面で確認することができる。
また、居住者との日程調整を各工事会社に行わせている管理会社は、所定の設定を行うことにより、各工事会社が「ITENE」を用いて行った居住 者との日程調整の状況を横断的に閲覧・管理することができるため、正しく、早く予約状況を管理することができる。

これまで物件単位で予約と未予約を確認できるシステムはあったが、管理会(親権限)と協力会社(子権限)の権限階層を分け、管理会社からのみ全ての協力会社の予約状況を横断的に確認できるシステムは業界初となる。

ユアサクオビスは、「ITENE(イテネ)」に関する事業者向けオンラインセミナーを開催する。
■管理会社向けオンラインセミナー
2020年9月3日(木) 、15:00~16:00
■工事会社向けオンラインセミナー
2020年9月3日(木) 、16:30~17:30
申し込みは https://itene.jp/

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