ミスミ
CADデータライブラリーをフルリニューアル!
ミスミは、生産設備や生産装置用部品の3D-CADデータライブラリーソフト「RAPiD Design(ラピッドデザイン)」を9月7日にフルリニューアル。従来のミスミブランド部品に加え、SMCやTHKなど25メーカーの3D-CADデータを初収録、収録部品点数はこれまでの9倍の450万点に拡大した。
収録したすべてのCADデータは3D-CADソフト「SOLIDWORKS」に直接インポートし、自由に設計変更が可能。収録部品点数の拡大により、ワンストップ性が飛躍的に向上、エンジニアの生産性を従来比で約60%改善できる。
同社はフルリニューアルした「RAPiD Design」の利便性を9月8日~18日、オンライン開催する「TECHNO-FRONTIERバーチャル展示会」において、設計作業におけるムダな時間を徹底削減する「RAPiD Design」のサービスを紹介する。
入場には招待券が必要。以下サイトから展示会招待券の申し込みが可能(無料)。
https://jma webexhibition.com/visitors/regist
ミスミの「RAPiD Design」 は2018年8月よりサービスを開始。従来はミスミブランドのみのデータライブラリーだったが、市場の要請に応えてSMC、THKをはじめとする25メーカーの3D-CADデータを初めて収録、リニューアルした。
これまでミスミ以外の部品はミスミのECサイト(https://jp.misumi-ec.com/)や各メーカーのサイトでCAD データを入手する必要があったが、リニューアルにより一括で部品選定することが可能になった。
選定したCADデータは「RAPiD Design」からSOLIDWORKSに直接インポートすることができ、データを部品ごとにダウンロードしファイルを解凍保存するなどの非効率な作業手間を大幅に削減することができる。
さらに新機能として「RAPiD Design」で入手した部品はミスミ、他メーカー関わらずその場で一括見積もりが可能。
また、よく使われる設計事例集や部品組合わせテンプレート、部品リスト自動作成など充実した設計支援ツールを提供する。
ミスミは「RAPiD Design」を通じ、ユーザーがより付加価値の高い創造的な設計・開発活動に注力できるよう貢献するほか、今後も取り扱いメーカーの順次拡大を図っていく。
☆「RAPiD Design」とは
「RAPiD Design」は、SOLIDWORKSと連携する設計者のためのアドオンソフトで、FA 用メカニカル部品を450万点収録した3D CADデータライブラリー 。部品選定、CADデータ入手から見積もりまでCAD上で完結する。
同ソフトは無料で 配布し、現在、日本や中国、韓国、台湾、北米、欧州で展開しており、グローバルで8万人以上が利用している。
☆「RAPiD Design」によるメリット
今回のリニューアルにより、WebサイトからのCADデータ入手に比べ、設計時間を約60%削減。 従来発生していた煩雑な業務を大幅に削減し、コア業務に注力することができる。
(1)RAPiD Designから他社品もワンストップで3D CADデータが入手可能。
(2) RARiD Design のデータライブラリーから3D CADソフトへ 部品データを直接インポート。
(3)「CADデータのダウンロード保存解凍」の煩雑で非効率な作業を無くし、CADソフト内で完結。
(4)設計した仕様にあわせて商品型番2を自動生成。
(5)生成された型番はファイル名にも自動で反映され、型番変更漏れによる発注ミス、再発注の手間を削減。
(6)設計変更の際にCAD データの再ダウンロードが不要、 型番変更する手間も不要。
(7)部品の設計から見積もり・カート追加までCAD上で完結。
☆「RAPiD Design」のサポート機能
設計支援として新たなサポート機能を充実、より付加価値の高い設計・開発活動への時間創出を実現します。
☆「RAPiD Design」の詳細
https://jp.misumi-ec.com/service/rd/